結婚相談所から結婚式までの過程

私は物事を大袈裟に言っているのではない。結婚相手を家族に紹介すると、子どもの相手としてふさわしいかどうかを決定するのは、女性側はママであり、男性側は祖母であることが多い。

女性の「妄想」を実現させてくれる力を彼の祖母が持っているからである。「恋愛の才能」がいくらあっても、それと「結婚の才能」は別物である。子どもでも同様であろう。

配偶者を亡くした親が、老後に自由恋愛している聞は黙っているが、結婚すると言い出した途端、子どもたちは一斉に反対する。男性に恋愛の才能や品格があっても、結婚のハードルが越えられないケースがある。

世の中にはいまやいろいろなアルバイトがある。ホテルの結婚式のフェアで花嫁役のバイトをしている学生がいる。何度、神父様の前で「はい、誓います」と言ったことか。

おかげで神父様の書約の言葉も暗記してしまった。「あなたは、健やかなときも、そうでないときも、この人を愛し、敬い、慰め、助け、その命の限り固く節操を守ることを誓いますか?」新郎役がはじめて会う人だったりあまり親しくない人であっても、ウェディングキスのふりをしたり、手を繋いだりしなくてはいけないが、人見知りではないので苦にはならない。

いつも笑顔を忘れないようにしているという。新婦役のバイトは不定期なので、その他に、レストランの接客や塾のまる付けのバイトもしている。しかし、模擬挙式や模擬披露宴、ショーなどをして、数々のホテルで、たくさんのウエディングドレスやカラードレスを着ているうちに、自分の本当の結婚式の時に、初々しきがなくなるのではないかと想像すると怖い。

そして、新郎が誰であれ、自分の結婚式を妄想してしまう。ホテルはどこで、どんな衣裳を着て、披露宴はどうするかは頭の中で練りに練られてしまった。お台場にある某ホテルである。

一日に日組も式を挙げるくらいの大人気のホテルである。海の見えるチャペルでは、窓には最初は白いスクリーンが降りているのだが、花嫁が入場する時にスクリーンが上がっていき、レインボーブリッジ、お台場の自由の女神、東京タワーが一望できる。特に夜景は最高である。

パージンロードのガラスの下には水が流れていて、ライトアップされる。バイト仲間の一人は、感動して泣いたほどだ。だから、絶対にここにすると決めている。結婚式に関して目が肥えてしまった結果、自分の結婚費用がものすごく高くつくことは分かっている。

が、ホテルの支配人さんと仲良くなって名刺も貰い、自分の時は安くしてあげると言ってもらっている。でも、支配人さんは孫もいる年齢だ。いつまで支配人でいてくれるのだろう。

大急ぎで自分磨きをしなければならない。「シンデレラ婚」つまり「派手婚」を望む学生には、結婚がしたいのか、派手なセレモニーがしたいのか、当の本人にも分からないところがある。

多分後者なのだと思う。「私がお歳までに結婚したいのは、お歳を過ぎるとウェディングドレスが似合わないからです」と言う学生は大勢いる。「お姫様だっこ」もあるから、太ることは絶対にできない。

Leave a Comment

Filed under 結婚相談所の口コミ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>